自信よりして入って、念念返照し、心心不昧にして細やかに看よ。無明何れの処よりか起り、煩悩何れの処よりか来ると。

 自己を信じ時々刻々内省し、仏の教えを信じてくらますこと無く、綿密に見ることです。迷いはどこから起り、煩悩はどこから来るのかと。